FⅠ 西日本カップ 第55回毛利賞争奪戦
令和7年12月15日(月)〜12月17日(水)
S級展望
北日本が総合力でリードする。競走得点トップの菅田壱道に新田祐大、佐藤友和がスクラムを組んで波状攻撃を繰り出す。関東は宿口陽一を指揮官に今年大ブレークした鈴木玄人と復調した長島大介が仲間を引っ張る。中部、近畿勢は連係実績ある脇本勇希と柴崎淳が息の合ったコンビプレーで一角崩しを狙いたい。中国は地元代表の桑原大志が四国の大砲・佐々木豪を目標にひと仕事だ。個性派の久保田泰弘、10月にS級へ特別昇級した角宗哉も気になる存在。九州は11月久留米でVの伊藤颯馬、1班不在の南関東は齋木翔多の機動型が浮沈のカギを握りそうだ。
上田 尭弥
熊本(113期)
不甲斐ない競走が続いたことで一念発起。本番で力の出し惜しみがないように練習メニューを変えて追い込んでいる。一時、当地を練習拠点にしていたこともあり、思いは強い。
角 宗哉
山口(125期)
チャレンジで下地を作ったのが良かったのか7月にA級2班へ昇班後はヒット連発。10月豊橋で3場所連続完全Vを達成しS級へ特別昇級した。今回がS級4場所目。逃げて力試しだ。
S級主力メンバー
桑原 大志
佐藤 友和
菅田 壱道
佐々木 豪
脇本 勇希
伊藤 颯馬
鈴木 玄人
A級展望
将来有望な若手機動型ばかりでハイレベルなシリーズ。125期の久田朔が混戦を断つ。11月岸和田→静岡を完全V。出否は直前の和歌山の結果次第になるが、自慢の快速がうなること間違いなし。南部翔大は12月別府で今期6度目の優勝を飾り、来年1月からはS級に戦いの場を移す。同県同期の久田との連係は気になるところ。渡邉壘は今期3Vの実績がある。当地は今期の初戦で来たばかりでここはリベンジ戦だ。9月に3場所連続完全優勝でチャレンジを卒業した新人の長野魅切はA級1・2班戦では2度目の当地戦で奮闘は必至。ヤングの乱打戦を見極めるのは自在派の津村洸次郎。金成和幸、川口満宏のベテランも匠の技を披露する。
南部 翔大
大阪(125期)
ここまで今期6V(年間11V)と勝ち癖を付けてA級生活を終えようとしている。パンチ力が武器だがS級で優位に運ぶためにも逃げの決まり手、バック数にこだわりたい。
津村 洸次郎
福岡(101期)
8年ぶりのA級戦だった今期は4Vの成績。11月高知決勝は番手を守り切り、返す刀で勝利の美酒と戦法に幅が出た。練習中の落車で前回別府は精彩欠いたが巻き返しは必至。
A級主力メンバー
川口 満宏
金成 和幸
津村 洸次郎
南部 翔大
渡邉 壘
久田 朔
長野 魅切












